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「こんなはずじゃなかった!」親が年老いた時に失敗しないための「介護保険基礎知識」

両親が年を重ねていくと、心配になるのが介護の問題。

そこで、介護保険の「基礎知識」を福祉業界に関わっていた私がまとめてみました。

両親や親族、近しい人のために、役立つ知識が提供できれば幸いです。

※簡潔にお伝えするため、細かい情報を省いております。
具体的なご相談は、お住まいの自治体窓口へご相談ください。

介護保険の仕組みとは?

40歳から支払う「介護保険料」と「公費(税金)」からなる社会保障制度です。

医療保険と同様で「負担割合(1~3割)」に応じて、利用料が決定します。

【例】介護サービスを10,000円を利用した場合

実際にお支払するのは、1割の人で1000円
3割の人は3000円を自己負担することになります。

介護サービスを利用するためには「介護保険認定」を受ける必要があります。

介護保険認定には、要支援1~介護5まで7段階の認定があり。段階に応じてサービス上限金額が変わってきます。

【例】「要支援1」と「要介護1」の比較

「要支援1」→デイサービス週1回のみ行くことが可能
「介護 1」→デイサービス週3~4回行くことが可能

申請をするための相談窓口とは?

介護保険申請をするための窓口は主に2つあります。

  1. 自治体の高齢者窓口
  2. 地域包括支援センター

各自治体の高齢者窓口

役所にある「高齢介護課」や「高齢者福祉」など(名前異なる)の窓口です。

まず、窓口にいき「介護保険の申請をしたい」旨を伝えます。本人でなく、家族でも申請は可能です。

申請には「介護保険証」が必要になるので、あらかじめ用意しておくとよいでしょう。相談もできますが、役所で移動してきたばかりの人が担当だと、具体的な話が聞けないので注意が必要です。

地域包括支援センター

「主任ケアマネジャー」「社会福祉士」「保健師(看護師)」の資格を持つ専門職が、高齢者の様々な相談に乗る施設です。

自宅訪問し、生活状況をみてもらいながら相談に応じてもらうことができます。

また、介護保険申請代行もできるので、市役所までいけない人は地域包括支援センターへ相談するといいかと思われます。

介護の認定が下りたあとは、どうしたらいいか?

保険証が送られてきたら、認定を確認してください。

要支援1~2と介護1~5で担当する機関が変わってきます。

要支援1~2の場合は「地域包括支援センター」が担当になります。お住まいの地区で担当の地域包括支援センターが決まっているので、連絡をとって担当してもらいます。

介護1~5の場合は、「居宅支援事業所」が担当をします。「居宅支援事業所」は、公的機関ではないので、自分で選ぶ必要があります。

担当と契約を結び、介護サービスを調整します。

どんなサービスが利用できるのか?

介護保険には様々なサービスがあります。その中でもよく利用するものを3つお伝えします。

  1. ホームヘルパー(訪問介護)
  2. デイサービス(通所介護)
  3. 福祉用具

1つずつ、詳細を説明していきます。

ホームヘルパー(訪問介護)

ご自宅に訪問して「料理」「掃除」「介護」など、生活にかかわるお手伝いをしてくれるサービスです。

ただし、「大掃除」など、一般的に「毎日の生活で必要なこと」以外はできません。

また同居の家族がいると利用できない場合もあります。
特別な事情がある人は、役所へ直接連絡してみるのがよいかと思われます。

デイサービス(通所介護)

送り迎えをして、施設で「運動」や「脳トレ」などを行うサービスです。

1日型と半日型があり、種類も多様化しています。
運動だけではなく「英会話」や「俳句」を習うデイサービスなども増えてきています。

決めるときには、一度見学にいって雰囲気を確認してみるとよいかと思われます。

福祉用具

介護用のベットや手すり、歩く時の補助道具をレンタルできるサービス。

ベットのレンタルは希望が多い。高齢になると、布団からの立ちあがりができなくなってくる。
入院すると筋力がなくなってしまうので、さらに立ち上がりができなくなるので、利用する人は増えてきている。

介護保険の基礎知識:まとめ

いろいろと書いてきましたが、まず最初は「相談」することが重要です。

迷ったら「地域包括支援センター」に連絡を入れましょう。

書類手続きや、認知症の対応など、悩むことも多いと思いますが、1つずつ取り組んでいくと解決策が見えてくるかもしれません。

以上、介護保険の基本的な知識でした。

ご相談はお早めに。

※制度が改正されるたびに内容が変更されますので、古くなっている情報もあります。なにかあれば「専門機関」へご相談ください。

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なり
他人の顔色を伺って、消耗した生活を送っている管理人「なり」が、人生をゲーム化して、自分を変えていくためのブログ。 メンタル弱くて、人見知り。初対面の人とは、上手に会話できない人間がどこまでレベルアップできるか、応援いただけると幸いです。